アシックス GT-2000 レビュー 初心者のド定番シューズを試す
おはようございます、昨日出張ついでに幕張の三井アウトレットでアシックスに立ち寄り、新作GT-2000 7 じゃなくて、安くなってた6を衝動買いしたGanyです。
と言うのも今ぼくが持ってるシューズは、メインで履いてるナイキ オデッセイ リアクト一足だけで予備のシューズが欲しかったのもあって、ネットで情報をあつめ物色していました。
リアクトフォームを採用しているオデッセイ リアクトは、それはそれは素晴らしい衝撃吸収性の高いシューズでめっちゃ気に入ってます。
が…
あまりにやわらかいシューズは足腰を鍛えられないなんて情報も見受けられられ、若干不安であります。
当初故障を避けるために、辿り着いたのがオデッセイ リアクトでしたが、今は故障は避けつつ「鍛えたい」願望が芽生えてきました。
そこで、やわらか過ぎず初心者にはちょうどよいと評判のド定番モデル、GT-2000が気になっていました。
ナイキのズーム ペガサスも候補でしたが、アシックスのシューズは30年以上履いてないので、自分に合うのか試してみたい気持ちも強く最新のGT-2000 7にロックオン。
意気揚々とアシックス アウトレットショップに向かいましたが、「7」が見当たらない…
まだ新作の部類でアウトレット品が品薄なんでしょうか?
6は品揃えもそこそこで、何より手頃な価格は、ぼくのような庶民にはとっても魅力的でした。
どーせ予備のお試しだし、
安い6でいいやと決断するのに時間はかかりませんでした。
いつもネットでポチるので、今日は今にも走り出しそうな雰囲気満点な店員さんにアドバイスをいただきながらフィッティング。
2サイズ履き比べて、ぼく的には小さい方がフィットして気に入ったんですが、店員氏は1(ハーフ)サイズアップ推し。
横幅(ウィズ)がゆるすぎてぼくは正直納得できなかったんですが、今回は初心者の所見より店員氏のアドバイスを優先していつもより1サイズ上にしました。
で翌朝早速テストラン。
前日店を出たあと幕張を歩き回って都内に移動し、とにかく歩いて脚に来てたんですが、早く履きたかったので無理しないよう走り出しました。
すると一緒に走っていた嫁氏はスグぼくの異変に気づく。
「バタバタうるさい…」
うーん、言われてみれば確かにうるさいw
オデッセイ リアクトのときは、そのつもりがなくても軽く踵が先に着地してるイメージがありました。
特に意識してはないけどGT-2000はおもいっきりミッドから着地してる感じで、自然とバタバタ音のボリュームが上がっちゃってるんだと思います。
もちろん、まだフォームがめちゃくちゃで、体もできてないのが最大の理由な気はしてますw
そしてGT-2000は1サイズ違いなこともあるけどオデと比べてやたら重い。
まさに鉄下駄、修行には最適?!
(ってか両側同時に計るあたり…)
オデが片側約222g、GT-2000は片側約292g!
ソールの接地面積も明らかに広いのも、バタバタ音の原因のひとつかもしれませんが、それだけ重量も安定感もあるってことでしょうか。
気になっていた横幅の緩さは、走り出すとそんなに気にならず違和感もなかったので、心配しすぎだったのかもしれません。
はじめてオデッセイ リアクトで走った時同様、GT-2000も走っていても特に何がどうだってことはありませんでした。
つまり逆にそれがいいのかもしれませんね?
まーまだそこまで微妙な違いにきづける身体ではないってことですw
で最終ラップ、嫁氏はバテ始めてたので軽くスピードアップし引き離しにかかるw
とはいえ脚もガタガタなので、無理しない程度に走ってゴール。
ランのときはいつもNIKE RUN CLUBアプリを使ってるんですが、何やら通知が。
なんと自己最速ラップを記録しちゃってる!
マジかwww
まったくそんなつもりないのに、むしろゆるく走ったのに。
シューズがいいのかフィッティングがバッチリなのかは定かじゃないけど、記録更新は事実。
GT-2000は、初心者のド定番シューズの異名もダテじゃなかった。
我々のレベルでは軽さ=正義ではないことを実感。
ただし、やはりオデッセイ リアクトよりは身体に負荷がかかってるのか、多少ダメージがある感じ。
[追記]
パタパタ音が気になりネットでいろいろ調べてみると「走り方」の問題らしく、
その夜、娘ちゃんを連れて検証してきました。
事前にオデで試しましたが、同じように走ってもパタパタ音はしません。
やはりソールが原因なのかなと、しばらく走ってみました。
で、原因を推測。
娘ちゃんは一応3年間陸上を習ってるので、キロ6kmペースなら余裕でついてきます。
このペースで走ってるとパタパタ音はしません。
嫁氏はキロ8~9分が限界w
嫁氏に合わせてジョギングするときに、パタパタ音が出ていました。
この時、ぼく自身がうまくスピードを調整できず、無駄にエネルギーを消費した結果が、あのパタパタ音ではないかと思います。
そこでスローペースで走る時に、ヒールストライクと体重移動に気を付けて走ってみると、見事にパタパタ音が消えました。
要は音がしないように走ってるので当然なのですがw
オデッセイはどんな走り方をしても、その優秀なクッションが色々吸収してくれてたんですね、なのでパタパタ音はしなかった。
GT-2000はオデより吸収しない分、体で吸収するか走り方を工夫しなければならないってことです。
ジョグにはジョグの走り方があって、ハイペースで走る時と同じフォームで走ってもパタパタ音がして余計な疲れ方をする。
オデなら吸収していた推進力をGT-2000は吸収しない分、ペースをあげれば当然タイムが縮まる。
これなら記録更新も納得です。
こんなに考えさせてくれるGT-2000って、まるで先生のようだw
まさに初心者が色々試行錯誤していく中でバイブルのような存在ですね。
トライアスロン本番に向けてスピードアップは大きな課題ですが、コンディションやメニューによって、この二足を履き分けて行こうと思います。
さて本番はどっちを履こうかな、ってかまず無事ランパートまでタイムアウトしないことが目標ですがねw