がに股でもチャリは漕げる

40代4児の父の、汗くさい日常と育児の記録

我が家のお城(ケージ)に暮らすプリンセス続報 (子ネコを保護して3カ月のまとめ)

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どうも、ひどい多忙状態から少し解放され、面倒くさい仕事しか残っていないGanyです…。

 

さて、うちの子たちが保護してきたプリンセスが我が家の一員となって5か月が過ぎようとしています。

 

ganimata.hatenablog.com

 

ganimata.hatenablog.com

 

 

ネコを飼うのが初めての我が家、試行錯誤を繰り返してきた日々を振り返ります。

同じように仔猫を保護した方のお役にたてばと思い記事にします。

 

 

保護当初(月齢1カ月程度)~

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保護してきたばかりだと、いろんな細菌やノミダニなどが寄生してることもあるので、極力触れずに適当なダンボールに仮住まいを用意。

 

素人判断は危険なので、まずは獣医さんに診断して頂く。
「低体温で危険な状態」とのことだったので、とにかく温めるよう指示をうける。

身体は野良にしてはキレイな状態だったものの目やにがひどかったのと耳ダニも疑われたものの、まだ小さすぎて他の検査含め後日改めることにして少しの仔猫用の餌(医療機関向けのウェットフード)を分けて頂き帰宅。

 

まだ肌寒い季節だったので段ボールに毛布やタオルをしきつめ、お湯をいれたペットボトルで即席の湯たんぽを用意し、段ボール内に温かい区画を設けつつ涼しい区画も用意してあげる。

 

(普通の仔猫用のハウス?では広すぎるので)近所のペットショップで、小動物用の小さなクッションハウス?を買ってきて湯たんぽペットボトル1個をイン。

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数日はとにかく温めてあげ、うまく水分を摂れてないようだったので、餌にミルクを混ぜ日に5回に分けて欲しいだけあげてると、どんどん元気になっていく子ネコ。

 

相変わらず皿から水分を摂るのがうまくできないので、スポイトで直接飲ませてあげつつ、指につけたミルク※をなめさせながら皿の水やミルクが飲めるように誘導してあげると、だんだん上手に飲めるようになった。

が、あまり飲まないのでしばらくはウェットフードに混ぜてあげる。

 

※ミルク…人間とネコでは身体の仕組みが違ってあたりまえ。人間用の牛乳は猫にとって良いものではないらしいので、仔ネコ用のミルクを与える。

 

ハウスと同様にトイレは、まだ体が小さすぎて市販のネコ用トイレはフチを登ることすら難しそう(多分ですが何れも中のトイレ砂が外に溢れない工夫?がしてあって、フチが高い構造になってる)だったので、背が低くて跨げる程度のタッパーをトイレ代わりにして万一食べても安全なトイレ砂を敷き、段ボール内にトイレスペースを確保してあげる。

ウンチはうまく自分で排泄できないようだったので、餌の後に肛門付近を刺激してあげて排便を促す。

記憶が曖昧だけぢ、いずれも数日程度でトイレにすることを覚えてからは、ほぼミスなし。

ネコすげえええw

 

とはいえ、まだ我が家で面倒を見る決心もついておらず、保護した地域周辺の飼い主探しを継続。

 

保護1週間後~

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獣医さん再診、低体温の危険な状態は脱し、体重も順調に増えていてひとまずホッとする。

気になっていた目ヤニに効く注射をうってもらい、耳ダニは更に詳しくみてもらうものの確認できず。

先生曰くかなり怪しいとのことで、その他の虫の寄生も疑われたこともあり、とにかく耳ダニやらノミに効く薬も投与してもらい、2~3週間後に再診することに。

 

我が家全員「ネコちゃん飼いたい病」という持病を患っていて、この頃からそれぞれがもはや我が家の一員とする覚悟が芽生え始める。

 

 

保護2、3週間〜

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まだ餌は日に5度、食べるだけ与え、目に見えて日に日に大きくなっていく子ネコ。

 

弱々しかった保護当時の頃は想像できないほど、ネコらしくなっていく姫。

 

再度、かかりつけの獣医に診察していただき「もう大丈夫でしょう」とのことで、通常の赤ちゃんネコと同様に扱うことに。

 

とはいえ赤ちゃんネコの飼育は初めてなのでネットや獣医さん、友人知人からアドバイスを頂きながら、ネコについて学ぶ。

 

この頃、家族全員で話し合いの結果、全会一致でこの子ネコを我が家の一員として正式に迎え入れる。

 

ウチには既に若くてイタズラ盛りの犬がいるので、トラブル防止のため専用のケージを購入。

 

慣れさせるためにたまにケージからだすも兄犬達のおもちゃにされるので、短時間でケージに戻す。

 

どちらかと言えば落ち着いてるボーダーコリーにはゴロゴロと喉を鳴らして甘える場面もあるけど、ミニピンは未知の生物に興味深々すぎて乱暴につついたり噛んだりするので細心の注意をはらいながら無茶しないよう気を付ける。

(本来のミニピンにとって小動物は狩りの対象)

 

徐々に慣れさせていくことに。

 

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餌に混ぜていたミルク、水を別の皿から飲めるように分けてあげた。
この頃には手伝わなくてもウンチも自力で排泄できるようになった。

 

 

保護1カ月(生後2か月)~

 

もはや我が家の姫君としての地位を確立。

兄犬達の騒々しいドッグファイトをタワー最上階から眺めながら寝落ちするほど馴染んできた様子。

 

餌はウェットフードにカリカリのドライフードを混ぜてあげ、ドライフードに慣れさせる。

あまり好んでは食べないものの、全く食べないわけでもない。

 

この頃子ネコでも跨げそうな専用のトイレを購入、使用済みのトイレ砂を少し取り分けて新しいトイレを覚えさせると、すぐに覚えた。

 

ハンモックも設置してあげると気に入ったようで、以降はハンモックで過ごすことが多くなった。

 

保護当初より気になっていた目ヤニがまたひどくなって、くしゃみもするよになったので、かかりつけの獣医さんに診てもらう。

ネコ風邪(ネコヘルペス)とのこと。

 

子ネコや免疫力が落ちているとかかりやすく(発症しやすく)、風邪とはいえ下手すると命にかかわることもあるらしいので、普段から免疫力がおちないよう、食事などのバランスを考えてあげないといけない。

 

まずは処方された薬を与えて症状も落ち着いたのでひとまず安心。

 

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保護2カ月(生後3か月)~

ワクチンを接種のためかかりつけの獣医さんを受診。 

事前に犬よりネコの方がアレルギー反応が出やすく場合によっては命にかかわるとのことで、「午前中早めに受診し帰宅後(可能な限り病院の近くで)なにかあればスグに連絡してください」と説明を受けていて、接種後様子をみていた。

 

ダルそうにしていたのでワクチン接種の影響だろうなと引き続き様子を観察。

 

とはいえ、体温も普段より高いしぐったりしていて辛そう、「抱っこも嫌がる」。

時間にして接種後1~2時間くらいかな?アナフィラキシーショックとかなら、とっくに症状は出てるだろうけど、どうも様子がおかしい…。

心配なので獣医さんに連絡したところ、「すぐ来てください」とのことで急遽再診に向かったところ、「でちゃいましたね、アレルギー反応です」とのことですぐに処置して頂く。

抱っこした際、注射した個所が腫れていたので、そこに触れられるのが嫌だったこともわかった。

 

以後、今回投与したワクチンはうたないことにした。

どうしてもの時は、反応が出にくい別のワクチンを接種するなど、いくつか対策はあるようだけど、しばらく姫に辛い思いはさせたくない。

 

とはいえ、ワクチンをうたないのも心配ではあるので様子を見ながら対策していこうと思う。

 

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この頃から餌は5度@1日→3度@1日に減らし、徐々に朝晩の2回にしていった。

 

保護3カ月(生後4か月)~

もうだいぶネコらしくなってきた。

運動神経も良くなって、犬にはない機動力に驚かされる。

 

全集中 猫の呼吸 壱ノ型「仕事の邪魔」

を習得し、ぼくの仕事中に何食わぬ顔でキーボード上を歩いていく。

 

窓際で涼む姫、もはや我が家のアイドルとして不動のポジションを確立。

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兄犬達とも今のことろうまくやってるように見える。

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いつもこんな感じなら理想なんだけど、すぐに大運動会がはじまるので、リビングはひっちゃかめっちゃか…。

 

あっという間に保護から4カ月が経ち、すくすく成長する姫の「にゃあ」にヤラれる日々。

 

ワクチン問題やら去勢など、まだまだ課題はあるけど、これからも我が家の姫として末永く一緒に暮らしていこうと思う。

 

この記事が、子ネコ(あかちゃん)を保護した方にとって少しでも参考になれば幸いです。